2014年09月17日
ヌエバギネアnueva guineaは今日も雨 part2
2014/09/17
さて、行進はまだまだ続きます。
こういう中高生の行進を見るといつも思うのが、女子達の完成された色気
日本では、中高生が化粧をしたりオシャレをしたりすることを周囲の大人が止めさせる傾向がありますが、ニカラグアではあまりそれは感じられません。あまりにも生徒達に色気がありすぎます。
そりゃ、私達を見て実年齢を言うと驚きますよね。
ほとんど色気がないもんですから。
少し羨ましい気もしますが、やっぱり子どものうちから肌に悪いものはなるべくつけない方がいい
男の子達も日本の男子生徒とはなんだか雰囲気が違います。
ここの男の子達は皆、ワックスベッタリで前髪を立てます。
一番賑やかなグループがやってきました。
テンポの良い美麗な女子生徒のダンスとダイナミックな鼓笛隊の演奏についつい
工事中のオジサンも釘づけ
私も走って追いかけてしまったので、オジサンの気持ちは非常に分かります。
ただ、オジサンが今修理しているのは今晩私達の泊まるホテルの電気。
オジサンに頑張ってもらわないと今晩も電気なしで夜を過ごさなければならないので少し複雑な気持ちです。
とても楽しい時間を過ごすことができました。
昼ご飯はさっき公園でまだ準備中だった鶏のスープ
おいしくできてるかなぁ~~~~
ニカラグアにはあまりスープを飲む習慣がありません。
きっと暑い国だからだと思います。
でも味噌汁で育った私達にはスープは恋しいもの。
普段の料理はほとんど味付けが濃いのですが、このスープは少し薄めでした。
でも、ダシの味を活かした料理というものがあまり無いので、鶏から出るダシが私の胃を優しく包んでくれました。
話は少し戻るのですが、行進を見ている最中、ずっとシャボン玉を吹き続けていました。
周囲の子ども達は行進よりも私の作りだすシャボン玉に夢中
それが楽しくてシャボン玉を楽しんでいました。
さて用のなくなったシャボン玉。
スープを飲んでた外国人の私達に興味津々で近づいてきた子ども達に
「いる?」って聞いたら嬉しそうに
「うん‼‼‼」って答えていたのであげちゃいました。
年長のお姉ちゃんがシャボン玉を吹いてあげて、それを追いかけるチビッ子達。
私達がシャボン玉を吹く姿はあまりにも異様でしたが、シャボン玉にたわむれる子ども達の姿こそが本来のシャボン玉の姿。
やっぱり買って良かったなぁと思いながら、スープを食べた店を後にしました。
さて、残るは
②遊ぶ
と
③トランプ購入
フリスビーのできそうな場所を探します。
いくらでもありました。
オッサン一人と20代後半の女子二人がワイワイ、フリスビーで遊びます。
なかなか投げるのが難しい。
近所の子どもらが、その姿を凝視
子どものように遊ぶのって、楽しんでいるフリをしているのか、頑張って楽しむようにしているのか、少々「努力」が必要ですが
でも、こういう時間って必要だなと思います。
「大人が大人らしくしていなきゃいけない」とは私は思えないので
「フリ」でも子どもに戻りたいんです。
でも、やっぱりすぐに疲れちゃうので、また散歩しながら面白いものはないものかと探しに回りました。
市場を発見‼‼‼‼
薄暗くて、狭くて、ちょっと汚いので
危ないような気もしましたが、これまで出会ってきたヌエバギネアの人々はみんないい人ばかりだったので、きっと大丈夫‼‼‼
トランプないかなぁ~~~~
オモチャを売っているお店にもスーパーにもなかったので、どういうお店に売っているのか見当もつきません。
なんとな~く、「ここ売ってるんじゃないか」と思うお店に尋ねます。
「トランプありますか?」
「あぁぁ~ないなぁ~~」
石鹸シャンプー日用品の売っているお店
「トランプありますか?」
「何すんの?ポーカー?あるよ!」
出されたのはケースに入っているのではなく、セロファン紙に包まれた薄っす~~~~いトランプらしきもの。
52枚あるようには全く見えません。
「これいくら?」
「10コルドバ(約40円)」
(え・・・安くない???絶対、全部入ってないでしょ!)
疑う私達
一応、お金を払い、失礼だとは思いながらもオジサンの前でセロファンをはがす。
ダイヤ1~13
ハート1~13
クローバー1~13
みつば1~13
ジョーカー2枚
全部ある‼‼‼‼‼
なんでこんな薄いの‼‼‼?
一枚一枚の紙がペラッペラでした。
「オジサン疑ってごめんね~」と言いながら、今日の目標は全て達成しました。
まだpm4時
夕飯食べるにしても早すぎるし、トランプでもして時間潰しましょうか。
大富豪をやり始めるとなかなか止まらない。
あっという間に6時になっていました。
今日の行進に付き添っていたヌエバギネアの隊員さんと合流し、ヌエバギネア最後の夜ご飯を一緒に食べます。
今日の晩御飯は揚げ物料理屋さん
ニカラグアの人々は「私にあなたの愛の揚げ物をください」という歌があるくらい揚げ物料理が大好き
ニカラグアの典型的な食べ物です。
「今日一日何してたの?」と、ヌエバギネア隊員
「う~~~ん・・・行進見て、シャボン玉して、フリスビーして、トランプしてました。」
「なんじゃそりゃ」
本当、なんじゃそりゃですね。
シャボン玉もフリスビーも結局、子ども達にあげちゃったし何してるんだろ私達
でもなんだか充実した一日
ただ一言だけ言えるのは
「楽しい一日だった」
気分によってフラフラして、お腹が空いたらおいしそうなもの探して、疲れたらコーヒー飲めそうなところを探して、また気ままにブラブラする
さぁ、明日は首都に戻る日。
ヌエバギネアからは特急バスがないので、7時間かけてのバス旅です。
3時半起床、4時出発
お陰様でバスの中ではぐっすりでした。
そうそう、電気工事のオジサンが頑張ってくれたお陰で夜は無事電気がつきました。
またこういう旅したいなぁ